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育毛・発毛コラム 2018/09/29
更新日:2018/09/28

ザガーロの効果を期待する前に知っておくべき副作用と注意点


「ザガーロって薄毛に本当に効果があるのかな?最近、若い部下からの視線が怖くて強く指導できない…」こんな悩みを抱えていませんか?すでに、ザガーロの効果を実感している方はたくさんいます。ただし、医薬品であるザガーロは、副作用がみられることがあるため注意も必要です。ここでは、ザガーロの効果をお伝えすると同時に、副作用や注意点について説明します。しっかりと知識を得た上で、治療を受けるかの判断に役立ててください。

ザガーロの効果って?薬の特徴を知っておこう

ザガーロとはどんな薬でどんな効果があるのか

ザガーロとは、AGA(男性型脱毛症)を治療するための内服薬です。イギリスの医療用医薬品を研究・製造・販売する『グラクソ・スミスクライン社』が開発した薬で、国内では2015年8月に厚生労働省の製造販売承認を取得し、2016年6月から販売が開始されました。

ザガーロは、AGAの原因となる「Ⅰ型5αリダクターゼ」と「Ⅱ型5αリダクターゼ」という酵素の働きを阻害することで、脱毛抑制や発毛効果が期待されています。簡単に言えば、髪を抜けにくくし、髪を生やす可能性がある飲む治療薬です。

ザガーロの効果はどんな成分が生み出しているのか

ザガーロに含まれる「デュタステリド」という有効成分が、脱毛抑制や発毛といった効果を発揮します。実は、デュタステリドは、もともと前立腺肥大の治療薬として開発されました。そのため、デュタステリドが入った前立腺治療薬もあります。

ザガーロの効果はプロペシアよりも凄いというのは本当?

ザガーロとプロペシアは成分と効果が違う

ザガーロよりも先に販売されたプロペシアという医薬品は、「フィナステリド」という成分により、5αリダクターゼのうちのⅡ型5αリダクターゼのみの働きを阻害します。そのことにより、脱毛に関与するジヒドロテストステロン(DHT/以下、DHTにて表記)という男性ホルモンの増殖が抑えられ、脱毛を抑制して薄毛が進むのを抑えます。

それに対して、ザガーロの成分デュタステリドは、5αリダクターゼのⅠ型とⅡ型の両方の働きを阻害し、DHTの増殖を抑えて脱毛を抑制すると同時に、より高い発毛効果や髪の太さを生み出す育毛効果が期待できます。これが、ザガーロの効果が凄いと言われる理由です。

その裏付けとして、プロペシアの成分フィナステリドとザガーロの成分デュタステリドの効果を比較した臨床試験データでは、デュタステリドはフィナステリドの約1.6倍の発毛効果があることがわかりました。

ザガーロに含まれるデュタステリドの効果とAGAの関係

男性ホルモンのDHTが関与して起きるAGAに対して、ザガーロに含まれる有効成分デュタステリドがどんな働きをするのか、流れを把握しておきましょう。

酵素「Ⅰ型5αリダクターゼ」と「Ⅱ型5αリダクターゼ」が男性ホルモンのテストステロンをDHTという男性ホルモンに変換

DHTと毛根内の毛乳頭細胞にある男性ホルモン受容体と結合

TGF-β(毛髪の成長抑制因子)が生成され脱毛命令を出す

6年程度が正常なヘアサイクル(毛周期)が乱れ1年弱と短くなる

髪が細くなり成長途中で脱毛し薄毛になる

ザガーロ効果を発揮する成分、デュタステリドが「Ⅰ型5αリダクターゼ」と「Ⅱ型5αリダクターゼ」の働きが阻害するとDHTの増殖が抑制され、脱毛抑制と発毛効果を発揮

AGAの症状(m字やo字ハゲ、薄毛など)に、よい変化が現れる(進行を遅らせる)のは早くても3ヶ月からで、通常は6ヶ月以上継続的に服用してからである

ザガーロの効果と引換に起こる可能性がある副作用

ザガーロの効果の裏にある副作用は怖い?

副作用は全員に起きるわけではないのですが、ザガーロは医薬品であることから、必ず副作用に関する表記や医師からの説明があります。ザガーロの効果への期待は大きいものがありますが、やはり薬を使う前に副作用についての理解はしておくべきでしょう。

どのくらいのパーセンテージで副作用が起きているのかも併せて知っておけば、単に「怖い!」という漠然とした理由で治療のタイミングを逸することが防げるのではないでしょうか。

第Ⅱ⁄Ⅲ相国際共同試験において報告された副作用として、【重大な副作用】と、【その他の副作用】を紹介します。(日本人120人を含んだ557例中)

【ザガーロの重大な副作用】
・肝機能障害
・黄疸

【その他の副作用】
・生殖系への障害
男性にとって生殖系への障害は重要なポイントですので、副作用の詳細を確認しましょう。パーセンテージが高い順に記載します。

勃起不全24例(4.3%)、性欲の減退22例(3.9%)、精液量の減少7例(1.3%)が副作用として報告されました。

厚生労働省によるザガーロ承認時の日本人のみの120例中では、トータル14例(11.7%)で、主に、性欲の減退が7例(5.8%)、勃起不全6例(5.0%)、射精障害2例(1.7%)でした。

また、長期投与試験では、トータル120例中20例(16.7%)に副作用がみられ、主に、勃起不全13例(10.8%)、性欲の減退10例(8.3%)、射精障害5例(4.2%)でした。

・精神神経系への障害
1%以上の方に、頭痛や抑うつ気分が副作用として挙げられます。

・乳房への障害
乳房が膨らんできたり、乳頭や乳房が痛くなったり、乳房に不快感を覚えるなどの副作用がありますが、比較的リスクは低く1%未満です。

・消化器への障害
腹部への不快感などの副作用が1%未満あります。

・頻度不明の副作用(自発報告または海外のみで認められている副作用)
アレルギー反応、蕁麻疹、血管浮腫、精巣痛、精巣膨張、味覚異常、体毛の脱落(脱毛症)、多毛症、腹痛、下痢、倦怠感など。

副作用が出たらザガーロの服用を中止することが必要です。また、服用中止後も副作用が持続した報告があることも知っておいてください。

参考URL
ザガーロカプセル0.1mg/ ザガーロカプセル0.5mg-独立行政法人 医薬品医療機器総合機構

ザガーロの効果を安全に得るための注意点

ザガーロの効果の得る最低条件は、男性であること。さらに、薄毛の原因がAGAでない方は、医師からザガーロの服用は勧められません。医師からも治療開始前に伝えられるはずですが、安全にザガーロの効果を得るためにも、注意点はしっかり守りましょう。

・ザガーロの成分や5αリダクターゼを含む薬に過敏症がないこと
・経皮吸収されるため、女性や小児はカプセルから漏れた薬剤に触らないこと
・肝機能障害がある場合、必ず医師に相談すること
・未成年者への効果や安全性は確認されていない

AGAに効果のあるザガーロは個人輸入のリスク大

ザガーロは医薬品なので、医師の診察を受けて必要だと診断された方に処方されます。インターネットではザガーロと同じ成分を入れた別の商品が個人輸入という形で販売されていますが、素人判断で服用して重大な副作用が起きてもすべて自己責任です。薄毛の回復を目指して個人輸入したのに、偽物や粗悪品を掴まされる可能性さえあります。

厚生労働省でも、国内の承認や認証を受けていない医薬品などを発送することは違法であり、悪質業者に注意を促しています。そもそも、AGAは珍しい病気でも恥ずかしい病気でもありません。副作用も含め大きなリスクを考えれば、病院で診察してもらうのが最善の方法です。

AGAに効果のあるザガーロは医師の診断を受けてから!

ザガーロは、AGAの脱毛抑制や発毛効果が期待される治療薬です。医薬品なので、病院で医師の診断により処方されます。ザガーロの服用は薄毛の回復方法として有益な選択肢ですが、安易に考えて個人輸入などで入手しないことを強くおすすめします。副作用は全員に起きるわけではありませんが、肝機能障害や精力減退などのリスクがあることを把握した上で、治療を受けるか否かの判断をしてください。