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育毛・発毛コラム 2018/09/29
更新日:2018/09/28

ザガーロの副作用リスクは高い?主な副作用と使用上の注意点


ザガーロは、脱毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の生成にかかわる酵素を阻害することで、薄毛の改善にはたらきます。プロペシアよりも効果の高い薬ですが、その分副作用が起こるのではと心配する人も多いです。そこで今回は、ザガーロの副作用や、服用時の注意点について解説します。

ザガーロの副作用が起こる確率はどのくらい?

ザガーロ(デュタステリド)の副作用発現率

ザガーロ(デュタステリド)の副作用発現率は、いくつかの臨床試験のデータがありますが、おおむね10%台です。プロペシア(フィナステリド)とくらべると、副作用の症状はよく似ていますが、確率は若干高めです。これは、プロペシアがⅡ型の5αリダクターゼのみを阻害することに対して、ザガーロはⅠ型およびⅡ型の5αリダクターゼ両方に対する阻害効果があることが関係していると考えられます。なお、ザガーロの用量は0.1mgと0.5mgがありますが、副作用の発現率に関しては有意な差は認められていません。

副作用には心理的な面も大きい

ザガーロの副作用発現率についてしばしば問題となりますが、臨床試験では、薬を服用していない被験者(プラセボ群)にも一定率の副作用があらわれています。ザガーロに副作用はありますが、薬を服用しているという意識だけで副作用のような症状があらわれるということも知っておきましょう。副作用の出現には注意しなければなりませんが、気にしすぎるのもよくありません。

ザガーロの副作用にはどのようなものがある?

肝機能障害

ザガーロの成分デュタステリドは最終的に肝臓で代謝されますので、肝臓に負担をかけます。そのため、頻度はわかりませんが、肝機能に影響を及ぼし肝機能不全が起きる可能性があります。

服用中に、原因不明の体のだるさや黄疸があらわれた場合には、一旦使用を中止して処方クリニックに相談しましょう。血液検査で肝機能状態をチェックすることが必要です。重度の肝機能障害がある場合には、ザガーロの服用は禁忌となります。

勃起不全や性欲減退など男性器に関する症状

ザガーロにより勃起不全や性欲減退(リビドー減退)、精子減少などの男性器に関する副作用が起こることがあります。5αリダクターゼは、男性ホルモンに作用するうえ、頭部以外にも陰茎や前立腺などにも存在する酵素であることが影響していると考えられています。

そのほか、頻度はまれですが乳房の女性化や、精巣痛やかゆみなどの副作用があらわれることもあります。

抑うつなどの精神症状

デュタステリドは男性ホルモンジヒドロテストステロンの抑制に作用するため、ホルモンバランスに影響を与えます。その結果として抑うつや頭痛などの精神症状の副作用があらわれることもあります。

副作用だけではない!ザガーロ服用時の注意点

初期脱毛が起こる可能性がある

ザガーロに限りませんが、AGA治療薬ではヘアサイクルが正常化する過程で初期脱毛が起こることがあります。抜け毛が増えたからといって、服用を中止したり、用量以上を服用したりしないようにしましょう。

初期脱毛は、一般的に3か月以内に収まります。服用を続けるうちに薄毛改善の効果が実感できるようになるでしょう。

AGA以外の脱毛症には効果はない

プロペシアと同様、AGA以外の脱毛に関しては服用しても効果がありません。また、女性も使用は禁忌です。特に妊娠中の場合、男子胎児の生殖器官の正常発育に影響します。

効果があらわれるには6か月以上の服用が必要

ザガーロの効果は、早い人では3か月で効果が感じられますが、通常6か月以上の連続服用が必要です。根気よく続けることが必要です。

服用終了後6か月間は献血ができない

デュタステリドは血清中に長く残ります。服用終了後、6か月間は献血ができません。

併用に注意が必要な薬がある

ザガーロには併用禁忌薬はありませんが、CYP3A4を阻害する働きのある薬と併用すると、血中濃度が上がるため注意が必要です。

抗生物質やプロテアーゼ阻害薬など、さまざまな種類の薬が該当しますので、服用中の薬がある場合は、服用方法について医師の指示に従いましょう。

前立腺がんの検査値に影響がある

デュタステリド服用中、および服用終了後6か月間の間は、前立腺がんの腫瘍マーカーPSA値を約半分程度に下げてしまいます。

前立腺がんの検査を受ける場合には、デュタステリド服用中であることを医師に伝えなければなりません。

ザガーロの副作用が心配ならクリニックで相談を

ザガーロはプロペシアよりも高いAGA改善効果が期待できますが、反面副作用もあります。副作用が気になる場合には、ザガーロではなく、プロペシアを検討してもよいでしょう。薄毛の起こり方によってはプロペシアでも十分な効果が得られる場合もあるからです。

まずはプロペシアを試し、効果が見られない場合にザガーロへ切り替えるという方法もあります。

どの治療薬が適しているか、まずは専門クリニックで相談してみましょう。