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育毛剤・発毛剤 2018年5月2日

育毛剤に効果は期待できるのか?育毛・発毛成分を徹底紹介!


薄毛の悩みを抱えている方なら、育毛剤や発毛剤について調べたり、実際に使用してみたりしたことがあると思います。商品のサイトでは効果がとてもあるように見える一方で、使ってみたところ実際に効果が出ているのか分からなかったり……。まずは育毛剤・発毛剤とは何なのかを知りましょう! どんな成分が含まれるのか、どんな効果が期待できるのかを解説していきます。

「育毛剤」と「発毛剤」では期待できる効果が異なる

育毛剤や発毛剤に含有されている成分は、治療を目的としている「医薬品成分」と、症状の防止や衛生を目的としている「医薬部外品成分」に分けられます。
現在日本では、医薬品成分を含有しているものは、「ミノキシジル」を含む「発毛剤」のみ、育毛剤は医薬部外品及び化粧品に分類されています。
まず、育毛剤に期待できる効果を2つご紹介します。

育毛剤に期待できる効果とは?

育毛剤とは、主に頭皮の環境を整え、抜け毛を防いだり髪の毛の成長を補助してくれるものです。

育毛効果

そもそも育毛とは、現在生えている髪の毛を育てることです。育毛剤は頭皮を清潔に保ち、髪の毛が育ちやすい環境を作る補助をしてくれます。
頭皮が清潔ではないと、毛根の周辺が皮脂で詰まってしまい、栄養がうまく運ばれず、髪の毛が細くなり抜け落ちてしまうのです。
頭皮が清潔でも血行が悪くなれば、髪の毛の成長に必要な栄養素が血管内で滞ってしまうため、髪の毛は育ちにくくなります。

発毛促進効果

頭皮に異常がない場合は、髪の毛が抜けてしまっても新しい髪の毛が生えてきます。
しかし、皮脂が詰まっていたり、血行が悪く栄養が行き届いていないと育毛だけでなく発毛をも邪魔してしまいます。
髪の毛が生えてこなくなる原因は様々ですが、頭皮環境を整えて発毛を「促進」するというのが育毛剤のもうひとつの目的です。

育毛剤に配合される成分の例

例えば下記のような成分が配合されています。
・ビタミンE(酢酸トコフェロール):血行を促進する効果が期待されます
・センブリエキス:頭皮の炎症を抑えたり、血行を促進する効果を期待して配合されます
・グリチルリチン酸(甘草):頭皮の炎症を抑えて健康な頭皮を保つ目的で配合されます
・海藻エキスやヒアルロン酸:頭皮を乾燥から防ぐ効果を期待して配合されます
・イノシトール:健康な頭皮を保つ目的で配合されます

その他、様々な成分が、「頭皮のトラブルを防ぐ」「頭皮を健康に保つ」という目的で配合されています。

医薬部外品である育毛剤は医薬品ではないため、ゆるやかな効果を期待でき、副作用も穏やかであるかほとんどないという点が特徴。
どちらかというと髪の毛が育ちやすい環境を作るのが育毛剤に期待できる効果です。

現在生えている髪の毛が抜けてしまわないよう、頭皮の環境を整えたい方には育毛剤がおすすめですが、生えてこなくなった場合は、次に解説する発毛剤のほうが必要かもしれません。

発毛剤に期待できる効果

医薬品として発毛効果が認定された成分を含む薬剤を「発毛剤」と呼びます

発毛効果

発毛成分の主な効果というのは、血行を改善すること、髪の毛の成長因子を分泌させること、薄毛の原因となる男性ホルモンを抑制させてくれることです。
成分によって期待できる効果が異なるため、成分ごとに作用をお教えします。

発毛効果が期待できる成分「ミノキシジル」「フィナステリド」

それでは、発毛効果が期待される発毛剤の、主な成分を見ていきましょう。
・ミノキシジル
・フィナステリド
上記2つがそれぞれどのような効果を期待できるのか、順を追って説明していきます。

ミノキシジル

ミノキシジルは、発毛剤の主成分として含まれていることが多く、その作用によって効果が期待されている成分です。ミノキシジルの主な作用は、「血管の拡張」と「発毛の促進」の2つ。
ミノキシジルが血管を拡張することで血行が良くなり、髪の毛に必要な栄養素が頭皮に運ばれやすくなります。

髪の毛は、血管と繋がっている毛包という部分から成長に必要な栄養素を摂り入れているので、血行が良くなることは髪の毛の成長を促すことに繋がります。
血流が増進されれば、髪の毛の成長に必要な栄養素が、滞ることなく毛包まで運ばれ、発毛が促進されます。

さらに、ミノキシジルは、毛乳頭細胞を刺激して成長因子を分泌させるので、それによっても発毛が促されます。

ミノキシジルを含む医薬品には内服と外用(塗るタイプ)がありますが、「リアップ」に代表されるように外用であれば、処方箋がなくても一般購入できる形で販売されています。

フィナステリド

フィナステリドは男性ホルモンの一種である「テストステロン」が、脱毛の原因となる「ジヒドロテストステロン」に変わるのを抑制してくれる成分です。
男性型脱毛症の治療薬として認められている医薬品です。

ジヒドロテストステロンによって毛乳頭細胞が正常に機能しなくなると、毛穴に皮脂が詰まるなど、頭皮の環境が悪化してしまいます。
それを防いでくれるため、髪の毛が育ちやすい環境が保たれるでしょう。ただ、男性ホルモンの抑制と関係している成分のため、女性の使用はNG。男子胎児の生殖器官等の発育に影響が及ぶ危険性があります。

日本国内に置いてフィナステリドは、現在医療用のみの認可であるため購入には医師の処方箋が必要となります。

まとめると、ミノキシジルは血行不良の方や血管の多い部位への使用は効果が期待でき、フィナステリドはAGAといった男性ホルモンの乱れが原因の薄毛に対し効果が期待できます。
ただ、ミノキシジルとフィナステリドは医薬品成分ですので、副作用について注意が必要です。早速、どのような副作用があるのか確認していきましょう。

育毛目的医薬品成分・ミノキシジルの副作用

育毛に効果が期待できるとはいえ、ミノキシジルは医薬品で、副作用があります。最も多い副作用は頭皮のかゆみです。人によっては使用を避けたほうが良い成分でもあるため、使用前に必ず副作用をご確認ください。
頭皮のかゆみ以外の発生する可能性のあるミノキシジルの副作用を2つ、順番に解説します。

血圧が下がりすぎてしまう

ミノキシジルはもともと高血圧治療に使われていた降圧剤でした。したがって、ミノキシジルには血圧を下げる効果があります。
特に医師の処方が必要な内服薬は、低血圧の方や降圧剤を服用している方では、血圧が下がりすぎてしまう危険性があります。血圧の低下でめまいや失神、臓器に悪影響が及ぶこともあるので、医師と相談する必要があります。

臓器への負担

ミノキシジルの血管拡張作用によって、血流が増進されることで、心臓から送り出される血液量も増加します。心臓に負担がかかるため、そこからほかの臓器にも影響が及んでしまいます。
頭痛、動悸、めまいの原因にもなるので、注意が必要です。

育毛目的医薬品成分・フィナステリドの副作用

フィナステリドもミノキシジル同様に医薬品であり、副作用があります。
フィナステリドの副作用を2つ、ご説明いたします。

性機能低下

フィナステリドは、男性ホルモンであるテストステロンがジヒドロテストステロンに変化することを抑制しますが、それによってホルモンバランスにも影響が出ます。
性欲の低下や、勃起不全といった症状を訴える方も一定数おり、精子数が減少してしまうこともあります。

肝臓に悪影響

内服薬は肝臓で分解されるので、肝機能不全のリスクが懸念されます。
健康な状態でも肝臓に異常が出る場合もあるので、肝臓が悪い方はなおさら注意が必要です。

ミノキシジルとフィナステリドにはそれぞれ副作用があり、持病の悪化に繋がることもあるので、ご自身の健康状態をまず確認してください。
強い効果のある医薬品と認識して、使用の前には医師に相談するようにすると安心です。

薄毛の症状に合った育毛剤・発毛剤を選ぼう

薄毛の状態が深刻でない場合は、医薬部外品成分が含まれている育毛剤を使うのがおすすめです。いっぽうで、薄毛が深刻な状態である場合には、育毛剤では効果があまり期待できません。そのため、発毛効果が期待できる発毛剤がおすすめですが、上述したように副作用が出てしまう可能性があります。

ご自身の薄毛の状態や原因を確かめたうえで、どの発毛剤を使うのかご検討ください。

大見先生プロフィール

監修:医師 大見貴秀
所持資格:麻酔科標榜医/麻酔科認定医/サプリメントアドバイザー
所属学会:日本麻酔科学会員/日本抗加齢医学(アンチエイジング)学会

麻酔科医。本業である医師の傍ら、医師としての経験・知識を活かして美容やヘルスケア、サプリメントに関する情報発信を行う。過去には大手美容クリニックで就業していた経験もあり、ネットを中心に広く活躍している。

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