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フィナステリドを添付文書から読み解く!メカニズム・効果・副作用


育毛剤を調べてくると必ず出てくるのが「フィナステリド」という言葉。頻繁に出てくるので、なんだか自分も知っている気になるのではないでしょうか。ここではフィナステリドのメカニズムや効果、そして気になる副作用について紹介します。

フィナステリドのメカニズム・効果・副作用を添付文書から読み解く

フィナステリドとはどのような育毛剤なのでしょうか?その効果や基本情報を添付文書から読み解いていきます。

そもそもフィナステリドは育毛のために開発された薬ではなく、前立腺肥大のために開発された薬なのです。その際、副作用としてAGAの進行を抑制する効果があったため、商品化されたのがプロペシア(MSD社が製造販売しているAGA治療薬の商品名)になります。

フィナステリドは成分なので、プロペシア以外にも、フィナステリドを含んだ商品は存在します。例えば、ジェネリック製品や前立腺肥大の効果を期待してつくられた薬などです。これらにはフィナステリドが含まれている量が違うので注意が必要です。

「プロペシア錠0.2mg/ プロペシア錠1mg」の添付文書を見てみましょう。
※プロペシアとは薬の名前で、その有効成分が「フィナステリド」です。

フィナステリドの効果

添付文書では、

効能又は効果
男性における男性型脱毛症の進行遅延

と記載されています。

フィナステリドは日本皮膚科学会の『男性型脱毛診療ガイドライン(2010年版)』で推奨度A、男性には服用を強く勧めるとされました。フィナステリドは医学的に発毛が期待できる薬だと認められているのです。

もともと前立腺肥大症治療薬に含まれる成分でしたが、この薬に脱毛の減少作用が認められ、その成分を含むAGA治療薬としてプロペシアが発売されたのです。フィナステリドはAGAの原因とされる、男性ホルモンジヒドロテストステロン(DHT)を生産する5α還元酵素の働きを抑制する力があります。そしてDHTの生成を阻止します。その結果、薄毛の進行を抑えることができるのです。

フィナステリドは男性ホルモンに直接働きかけるという点が最大の特徴です。
そのため、従来の育毛剤では効果があまりなかった方にも、希望を与える商品として人気があります。

フィナステリドの副作用

ここまで効果が期待できると気になるのが副作用です。もともとフィナステリド自体が前立腺肥大の薬の副作用で、発毛・育毛の効果が認められた成分です。この場合はよいパターンの副作用でしたが、少し気になる副作用が確認されています。

まずは「肝機能の低下」

添付文書では、
肝機能障害のある患者〔本剤は主に肝臓で代謝されるが、肝機能障害のある患者に投与した場合の安全性は確認されていない。〕
とされています。
肝臓に関して心配のある方は、必ず医師に相談しましょう。

次に「性欲の減退や勃起不全」
これは育毛剤の副作用の中で男性が一番気になる副作用ではないでしょうか。これも1%未満の頻度ということで、記載されています。

他には「そう痒症、蕁麻疹、発疹、血管浮腫」という肌に出る症状や、「睾丸痛、男性不妊症・精液の質低下」が頻度不明として挙がっています。
このような症状が見られた際は医師に相談し、適切な処置を仰ぎましょう。

フィナステリド含有量の違い

フィナステリドは製品ごとに含まれる量が違います。

まず代表的な「プロペシア」は0.2mgのものと1mgのものがあります。これは若干ではありますが、フィナステリドに副作用があるため、使う人の身体を考え、医師が選択します。この「プロペシア」のジェネリック製品でファイザー製薬が出している薬があります。この場合も含まれるフィナステリドの量は0.2mgのものと1mgのものがあります。ファイザー製薬はアメリカの製薬会社ですが、とても信頼のある会社なので、価格が安いジェネリックの商品を希望する場合はファイザー製薬の商品を服用するとよいでしょう。

次にフィナステリドが最も多く含まれているものとして、インドのシプラ社が出している製品があります。これはフィナステリドが5㎎も含まれており、最も含有量の多い製品といえるでしょう。しかし、添付文書に1日に摂取していいフィナステリドの量は1㎎と記載されているので、そのまま服用することはおすすめしません。現にこちらの製品は専用のカッターで4つに割ってから服用します。

添付文書に見るフィナステリド服用の注意事項

副作用のほか、フィナステリドの投与について注意事項が設けられています。

高齢者への投与

高齢者への投与で明らかな副作用の差は分かっていませんが、一般的に高齢になると身体が弱るため、一層注意が必要です。

女性、妊婦、産婦、授乳婦等への投与

女性の薄毛に対しては、フィナステリドは有効でないとされるため処方されることもないと思われますが、妊娠、授乳中の女性への投与は禁止されています。

20歳未満での安全性及び有効性は確立されていない

未成年への投与は、安全性が不明なため行わないこととされています。

フィナステリド服用時は添付文書をよく読んで

フィナステリドは男性ホルモンに働きかけ、医学的にも発毛・育毛の効果が期待できると認められた、製品だということがわかりました。

しかし、その効果が強い分、少数であるものの作用が報告されています。そのためきちんとした医師の診断が必要な製品になります。個人輸入などで購入を考えている方もいるとは思いますが、おすすめしません。何かあってからでは手遅れかもしれません。また1日に摂取できる量も限られているので、効果が期待できるからといって、大量に摂取することはやめましょう。

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