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ミノキシジル 2018/05/18
更新日:2018/08/31

ミノキシジルのジェネリック医薬品ってあるの!?


発毛剤として販売されているリアップなどは購入すると金額が高く、毎日続けて使用しているともう少し安く購入することができないかな?と思う方も多いはずです。医薬品を安く購入するのであれば、日本でまだ認知は広いとはいえませんが、ジェネリック医薬品があります。ミノキシジルのジェネリック医薬品を探している方のため、ミノキシジルやジェネリックについての正しい知識と、安く購入できる商品があるかをそれぞれ解説していきます。

ミノキシジルとジェネリックの知識

ミノキシジルは成分名

脱毛を気にしてインターネットで調べている方であればミノキシジルという名前は聞いたことがあるでしょう。このミノキシジルというのは正式には商品名ではなく、医薬品に含まれる成分名です。つまりミノキシジルのジェネリックを探すのではなく、ミノキシジルを含んだ医薬品のジェネリックを探す必要があります。

ジェネリックとは

ジェネリック医薬品がなぜ安く購入できるのかというと、研究費がかからないためです。

新薬を開発するためには長い年月と莫大な研究費がかかり、その費用の元で医薬品は販売価格を設定するのですが、最初に開発した製薬会社は特許をとってその医薬品の販売を独占できます。しかし、健康のためである医薬品の開発は公共的なものであるとし、特許が切れたら他の製薬会社が同じ成分で発売でき、それには開発費用がかからないため、安く販売できるようになっています。この特許が切れた後に販売される医薬品がジェネリック医薬品です。

ミノキシジルの先発医薬品の種類

ミノキシジルを含んだ商品は日本と海外でそれぞれ異なった商品があります。つまりこれらの商品のジェネリック医薬品があれば、ミノキシジルのジェネリック医薬品にあたります。こうしたミノキシジルを含んだ医薬品にジェネリック医薬品があるのでしょうか。まずは医薬品名からご紹介します。

<日本>

・リアップ

日本の発毛剤として有名なリアップシリーズです。厚生労働省にも認可されている一般的に購入できる医薬品です。

・他の医薬品

2018年に、リアップ同様ミノキシジルを含んだ発毛剤が、アンファーから「スカルプD メディカルミノキ5」として発売されました。それ以外では、AGA治療のクリニックで処方される医薬品は海外からの輸入の医薬品やサプリメントが元になっています。

<海外>

・ロゲイン

詳細は後述しますが、日本のリアップの元ともいえる医薬品です。

・ロニテン

ミノキシジルタブレットとも呼ばれ、ミノキシジルを主成分としたアメリカのファイザー社で販売され、その後いくつかの医薬品メーカーから販売されています。

ミノキシジル含有医薬品のジェネリック

それでは、こうしたミノキシジルを含んだ商品のジェネリック医薬品はあるのでしょうか。

<日本>

日本ではリアップのみが該当の医薬品となりますが、リアップのジェネリックは2018年現在日本にはないため、日本にはミノキシジルのジェネリック医薬品はないということになります。

<海外>

・ロゲインのジェネリック

ロゲインのジェネリック医薬品として、カークランドやポラリス、ツゲインなどさまざまな医薬品が販売されています。

・ロニテンのジェネリック

ロニテンのジェネリックはノキシジルという医薬品があります。正しい製品名はノキシジルですが、通販で購入しようとする際には認知度からミノキシジルと表記されるケースもあります。いずれも海外の医薬品であるため、日本のドラッグストアなどで購入することができません。

方法としては個人輸入で購入するということになりますが、医薬品の個人輸入は数量制限があったり、異常が発生したりしたときに、日本の病院ではすぐに対応できないというリスクもあります。

リアップとジェネリックの関係や、ほかの製品の注意点

リアップにはジェネリックが無い

2018年の現時点では、20~25年の猶予期間があり、さらに製造販売の承認後の再審査期間が6~10年間はジェネリック医薬品を申請することができないようになっています。

リアップは1999年に大正製薬から販売されているので、この期間を超えることができればジェネリック医薬品で販売される可能性もあるのではと期待できるのですが、実はそう簡単にいかない背景があるのです。

そもそもリアップは日本で開発された医薬品ではありません。ミノキシジルを含んだ医薬品ロゲインをアメリカのファイザー社が開発、ジョンソン&ジョンソン社がその販売ライセンスを管理しており、そのライセンスを日本の大正製薬が購入してリアップとして販売しています。そのため、日本でのジェネリックを販売した場合、ジョンソン&ジョンソンのライセンス違反にあたる可能性があるのです。

リアップの価格が高めなのは、このライセンス料を支払っているのもあり、ジェネリックという位置づけができないものになるというわけです。

ミノキシジル含有のロゲインにはジェネリックも

ミノキシジルが含有の海外製品の中では「ロゲイン」が有名です。ロゲインは1980年に世界で初めてのミノキシジル製剤として発売され、ロゲインを手本にして日本の大正製薬が開発したのが「リアップ」となっています。

ロゲインのジェネリックの1つは、コストコのプライベートブランドとして知られる「カークランド」です。カークランドは1988年にFDA(アメリカ食品医薬局)から承認された製品となっています。

もう1つは「ドクターゼロ」という製品で、ミノキシジルは7%が配合されており、そのほか、馬プラセンタやオキシトシンなどが含まれています。

リアップやロゲイン以外にはポラリス、ロテインなど

ミノキシジル製剤には、「ポラリス」という製品もあります。ポラリスもミノキシジルの濃度が高いことで知られ、最高16%、最低5%という高濃度です。濃度が高いほど効果もみられますが、それに比例して副作用のリスクも高まりますので注意が必要です。

ミノキシジルタブレットとして知られる「ロテイン」もジェネリックですが、こちらは内服薬のタイプとなっています。ただし、こちらの製品は本来、血圧降下剤として使われており、発毛剤としては承認されていないため、自己判断で飲用することは避けてください。

日本で未承認の医薬品にはリスクがつきもの

一般に販売されていて、ミノキシジルが配合されている製品は、日本ではリアップとメディカルミノキ5のみです。日本国内での販売自体が承認されていないため、購入したい場合は個人輸入をするか、もしくはクリニックを受診して処方箋を出してもらうしかありません。

個人輸入代行業者は多数ありますが、購入時のトラブルや使用後の副作用については自己責任です。万が一重篤な副作用があったとしても、日本で承認された医薬品ではないため補償を受けることができません。

さらに、個人輸入代行業者から購入した利用者の中には、製品が偽物だったり、表示成分が入っていなかったりしたケースもあったようです。海外の製品は、リアップと比較すると安価だと感じるものも多いのは事実です。しかし、日本ではその安全性や効果が不明であることから、何が起こっても「自己責任」であることも事実。

それに加え、日本で製造販売されている製品は品質管理などが保証されていますが、海外製品は品質管理が徹底しているかどうかも不明ですよね。薬事法の規制をされていない場合もあり、いわば「何が入っているかわからない」状態です。個人輸入代行業者から購入する場合は、これらのことを理解した上で利用する必要があります。

関連記事:リアップはジェネリックがある?

ミノキシジル以外のジェネリック:フィナステリド

ミノキシジルの成分以外に男性型脱毛症の治療薬として有名なのは、「フィナステリド」です。では、フィナステリドのジェネリックには、どのような製品があるのでしょうか。以下、代表的な3種類を紹介します。

まずは、ファイザー株式会社の「ファイザー」が挙げられます。2015年2月19日に製造販売が承認され、フィナステリド錠0.2mgと1mgが販売されています。色や形状は先発薬と同じで、1つのボトルに90錠が入っています。

続いて、沢井製薬株式会社の「サワイ」です。2016年3月16日に発売が開始され、ファイザーと同じく0.2mgと1mgが販売されています。円形で薄い赤色をしており、先発薬「プロペシア」と質量・大きさ・色・添加物・形状がすべて同じであることが特長です。

最後は、東和薬品株式会社の「トーワ」です。2016年9月20日に発売が開始され、上記2種類と同じく0.2mgと1mgが販売されています。1つのボトルに30錠が入っており、厚さ・大きさ・質量はプロペシアと同じです。

上記3種類以外にも、フィナステリドが主成分となったプロペシアのジェネリック薬品は多数発売されています。ジェネリックのため価格も安く、厚生労働省から承認されているため安心して購入ができます。

関連記事:フィナステリドのジェネリック薬品ってあるの?

ミノキシジル以外のジェネリック:プロペシア

「プロペシア」は上記のフィナステリドの先発薬ですが、もともと1950年代からMSD株式会社によって製造販売されていました。その後、プロペシア有効成分であるフィナステリドの特許期間が満了したため、上記のような複数の製薬会社によってフィナステリドのジェネリック薬品が販売されることとなりました。

上述したファイザー株式会社の「ファイザー」は、国内初のプロペシアのジェネリックとして発売されました。上述の3つの製薬会社以外にも、クラシエ製薬株式会社の「クラシエ」やシオノケミカル株式会社の「SN」、富士化学工業株式会社の「FCI」、そして竹田テバファーマ株式会社の「竹田テバ」などがあります。

プロペシアは医薬品のため、これらの製品を購入したい場合は医師の処方箋が必要です。クリニックなどで上記のジェネリック薬品を取り扱っているか、確認してみると確実です。

なお、プロペシアの製品も、ミノキシジルの製品同様、個人輸入代行業者を通して買うことができます。国内の通販では取り扱いがないため、海外の通販を利用する必要があります。ただし海外通販の場合、言葉の問題や、商品が届かない・成分や効果が違うなど、数々のトラブルが起こる可能性があります。

プロペシアは副作用がまったく起こらないわけではないため、可能な限り個人輸入代行業者からではなく、クリニックで医師に処方箋を出してもらった上で購入することがおすすめです。

関連記事:プロペシアのジェネリックって安い?どうやって手に入れる?

ジェネリックが今後開発される可能性は

将来的に日本でミノキシジルの医薬品が販売されるかというと、2018年現在の状況では厳しいといわざるをえません。

そもそも日本では病院で処方される医療用医薬品しかジェネリック医薬品が販売できず、その日本では医療用医薬品にミノキシジル成分のものがありません。海外ではミノキシジルを含むジェネリック医薬品はあるものの、日本ではさまざまな問題があります。

大正製薬とジョンソン&ジョンソンのライセンス契約がなくなり一般用医薬品でもジェネリックが可能になるか、医療用医薬品でミノキシジル成分のものが販売されてから何年も経たないといけないというのが現状です。

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