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ミノキシジル 2018/05/26
更新日:2019/03/08

ミノキシジルはヒゲにも効果があるって本当!?


ミノキシジルは薄毛改善のために使用される薬として有名ですが、ヒゲを濃くしたいという方の中にはこのミノキシジルをあごに塗り、ヒゲを濃くできないか考えたことがある方もいらっしゃるかもしれません。ここではミノキシジルが薄毛改善薬として転用されるようになった経緯やミノキシジルを使用することによって生じる副作用などについて解説しながら、ミノキシジルのヒゲへの効果について考えてみたいと思います。

ミノキシジルのヒゲへの効果と薄毛改善薬転用の経緯

ミノキシジルのヒゲへの効果について考える際には、最初にミノキシジルが薄毛改善薬として使用されるようになったきっかけについて知る必要があります。

もともとミノキシジルには血管を拡張し血圧を下げる効果があることが確認されていたため、1960年代から主に高血圧の方向けの「降圧剤」として処方がされていました。そして、そのような用途で使用する過程で、ミノキシジルには発毛を促進させる効果があることが確認され、そこから薄毛改善薬としても使用されるようになったのです。

この発見によりミノキシジルを利用した薄毛改善薬の開発は進み、1980年にはアメリカのアップジョン社(現ファイザー社)によってミノキシジル外用薬のロゲインが発売されました。

その一方で日本における薄毛改善薬としてのミノキシジル外用薬の普及は、リアップが1999年に発売されたのがその始まりであり、海外に比べると遅れを取っていたことから、その存在自体が日本人に知られ始めたのも若干遅かったという経緯があります。

ミノキシジルのヒゲへの効果と副作用の「多毛症」

ミノキシジルに発毛を促進させる効果があることが発見されたのは、その副作用のひとつである「多毛症」が生じたことがきっかけでした。

ミノキシジルには上述のとおり血管を拡張させる働きがあり、これによって血行が促進され、血液中の栄養が毛根に効率よく届くことで発毛が促進されますが、高血圧の症状改善を目的としてミノキシジルが使用されていた時代にこの効果は多毛症という副作用として認識されていました。

しかしながら、この多毛症は副作用でありながら、めまいや頭痛などのように明確な体への悪影響が生じるものではなかったため、症状の「改善」よりも「有効利用」が選択されたことも、ミノキシジルが薄毛改善薬として使用されるようになったきっかけです。

ミノキシジルのヒゲへの効果はどれくらい?

それでは、実際にミノキシジルのヒゲへの効果がどの程度あるのか考えてみましょう。

このことについて考える際に特に参考になるのが、ネット上でも散見される実際に試してみた人の体験談です。

いくつかの体験談を見てみると、ミノキシジルが含有されているリアップなどの薬を顎に塗ると、時間はかかるもののそれまでは生えていなかった箇所からも徐々にヒゲが生え始めたといったものが多く確認できます。

これらのことからはミノキシジルが本来持つ血行を正常な状態に戻し、血液中の栄養を毛根に行き渡りやすくする効果が髪だけでなくヒゲに対しても期待できます。

また、より長期的に使用するとミノキシジルの効果によって生えたヒゲはより太くなることがあるのに対し、ミノキシジルの使用をやめてしまうとヒゲは再び生えなくなり、もとの状態に戻ってしまうことが多くなります。

このことからは、ミノキシジルの使用によって毛根に運ばれる栄養は、ヒゲを維持する上でも必要なものであることから、その効果を維持するためには絶えずミノキシジルを使用する必要があるとも言えるのです。

ミノキシジル配合の内服薬のヒゲへの効果は少ない

一般的に薄毛改善を目的として使用されるミノキシジルを配合した薬はリアップのような外用薬がよく知られています。

その一方でミノキシジルを配合した薬の中にはミノキシジルタブレットのような内服薬も存在し、中には外用薬よりもこのような内服薬でヒゲを生やしたいという方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら、その使用方法からも分かるとおり、内服薬であるミノキシジルタブレットなどは、飲むことで有効成分が体全体に行きわたり、その効果が表れます。したがって、ヒゲだけに集中して作用させることは難しく、ヒゲを濃くすることには向いていないと言わざるを得ません。

また、ミノキシジルタブレットのような内服薬を服用するとヒゲだけでなく、胸毛やすね毛などが同時に濃くなってしまうこともあるため、理想通りの効果が得られる可能性は極めて低いと言えます。

一方でミノキシジルタブレットのような内服薬は、リアップなどのようにドラッグストアでの販売がされておらず、入手するためにはAGAクリニックで処方してもらうか、個人輸入などをするなどの手間をかけなければならないというのがデメリットです。そのため、このような内服薬はそもそも入手が困難であるという点でも、ヒゲを濃くするための使用には不向きと考えられます。

ミノキシジル配合の外用薬であればヒゲへの効果もある

ここではミノキシジルが及ぼすヒゲへの効果について解説しました。ミノキシジルにはそもそも多毛症と呼ばれる髪以外の体毛を濃くする働きがあることから、ヒゲを濃くする効果があっても何ら不思議なことではありません。ですが、内服薬などの場合はヒゲだけを濃くすることは難しいため、実践する場合はリアップなどの外用薬を使用することになります。

ただし、リアップなどの外用薬はあくまで頭皮にのみ使用することを前提としているため、別の部位に使うことはあくまで自己責任であることを忘れてはいけません。

ヒゲが生える場所

ヒゲへの効果を考える上で、まずはヒゲの生える場所を抑えていきましょう。
男性にとっては、アイデンティティのひとつともいえるヒゲ。ヒゲは大きく分けて3種類あります。

  • あごヒゲ
  • 頬ヒゲ
  • 口ヒゲ
  • 基本的にはそれぞれの対象への効果にあきらかな差はみられていませんが、外用薬としてミノキシジルを使う場合には、頭髪と同じように、まずは顔を洗い、清潔な状態を保ってから使用することが望ましいです。また、目や口など粘膜部位への使用は禁止されているため、どのタイプのヒゲにおいても使用には十分な注意をはらう必要があります。

    ヒゲが濃くなっても使用をやめると元に戻る?

    内服薬としてミノキシジルを使用し、ヒゲが濃くなってしまった…という副作用に落ち込む方や、反対に、外用薬としてのミノキシジルを使用し、ヒゲの発毛・育毛を期待している方もいらっしゃるかと思います。ここでは、ミノキシジルの使用で濃くなったヒゲはいつまで続くのかという点を解説します。

    基本的に内服薬で期待している効果ではなくヒゲが濃くなってしまったというケースは、副作用としてあらわれる多毛症のひとつです。個人差はありますが、服用から3~6週間以内で発症するともいわれており、内服をやめれば副作用もなくなります。ただし、内服をやめると発毛効果は止まりますが、元の濃さに戻るまで1~6ヶ月かかる可能性があるといわれています。期間は人それぞれ違いますが、徐々に戻ってくるものと思い、変化を待つ時間が必要です。

    逆に、発毛・育毛効果を期待し、外用薬にしようしている場合も、継続的に使用することで効果が得られるため、使用をやめてしまえば、発毛・育毛効果を維持することが困難となり、徐々に元の状態に戻ってしまう可能性が考えられます。

    ヒゲ以外に濃くなる場所は?

    ミノキシジルタブレットのような内服薬を服用するとヒゲだけでなく、胸毛やすね毛などが同時に濃くなってしまうとお伝えしましたが、ミノキシジルをはじめとした成分が全身に行き渡るため、体全体の体毛が濃くなる可能性があります。

    人によって全身の毛が濃くなる人もいれば、一部分だけ濃くなる人もいますが、部位としては、顔周辺が、眉毛やまつげ、鼻毛、耳毛、もみあげなど、顔以外では、腕やすね、手足の甲や指などの体毛に影響があることが分かっています。

    ヒゲが生える仕組みについて

    まずヒゲには、あごヒゲ、頬ヒゲ、口ヒゲがあり、それぞれのヒゲを思い浮かべてみると、あごヒゲはサンタクロースのように長く生えることもありますが、口ひげはそこまで長く生えることはありません。これは「毛周期」の違いからくるもので、あごヒゲの成長期は口ヒゲの成長期よりも長いということです。「毛周期」というものはヒゲに限ったものでなく、すべての体毛に存在しており、生えては抜け落ち、しばらく休んで、また生えてくるという周期のことです。なので、決まった場所に伸び方の違うヒゲが生える理由は、ヒゲの毛根がそこにあり、特有の毛周期が存在するからです。

    また、男性ホルモンとの関連もここで押さえておきましょう。男性ホルモンの役割のひとつに、体毛を促進させる作用があり、これがヒゲを濃くしたり、生やしたりする役割を担っています。思春期をむかえる頃、ヒゲが生えてくるという経験をした方が多いかと思いますが、これはまさに男性ホルモンの影響であるといえます。男性ホルモンが多く分泌されることで、およそ鼻から下の体毛は成長して濃くなり、髪の毛など頭部の毛は薄くなりがちです。なんとも理不尽に思われる方もいるかもしれませんが「体毛は濃くなるのに、なぜ薄毛になるんだ?!」という正体はここにあるわけです。

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