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ミノキシジル 2018年5月26日

ミノキシジルの作用機序はどうなっている?


発毛効果があるとされているミノキシジルですが、その作用は人の体にどのような効果をもたらすのか、気になっている方もいるはずです。特に、これからミノキシジルを含む発毛剤を使用する予定の方や、これから育毛や発毛などのケアを開始しようとしている方はよりその思いは強いのではないでしょうか。今回は、ミノキシジルの作用機序について解説していきます。

作用機序とは?

そもそも、作用機序とはどのような意味なのでしょうか。薬物が生体に対して効果を及ぼす仕組みやメカニズムを意味しています。薬理学の用語になるので、あまり耳にした経験がない方も多いでしょう。

機序という言葉は仕組み、機構を意味する言葉です。ここでは、ミノキシジルの作用機序ということなので、ミノキシジルが人体に対してどのような効果があるのか、薬の作用について、解説いたします。

ミノキシジルの作用機序

ミノキシジルは、元々血管拡張剤として開発された薬でした。そのため、作用としては血管を広げ血圧を下げる効果があり、ミノキシジルを塗布したり服用したりすると、血管が拡張され血流がよくなります。

その結果として、全身に栄養が行きわたります。それは髪の毛においても例外ではなく、毛母細胞という毛乳頭の周辺にある細胞に栄養が届くのです。この毛母細胞は、細胞分裂することにより、髪の毛が生えてくるため、毛母細胞に栄養が行き届かなくなると、髪の毛の発毛がされなくなってしまいます。

開発された当初は、高血圧の患者に対し血圧を下げる目的で血管拡張剤として使用してきたのですが、その副作用として多毛症が発現したため、薄毛や抜け毛対策の薬として使用される流れになりました。ミノキシジルの作用機序はまだまだ不明な点も多いとされており、少しずつ明らかになっている部分があるのです。

ミノキシジルのサイクルと役割とは?

髪の毛にはヘアサイクルという周期があり髪の毛が生まれてから成長する期間の「成長期」(2年から6年程度)、細胞分裂が減少し、成長が終わりに向かう「退行期」(2週間程度)、成長が止まり「休止期」(3~4か月)というサイクルがあります。

ミノキシジルには、この成長期を延長する作用があるのです。延長する作用があると考えられている理由として、角化細胞をはじめとする神経細胞や、毛細胞そのほかの心筋細胞などにおける細胞の自然死を抑制する働きがあると言われています。そのため、毛母細胞が減少すると退行期へと移行しますが、細胞の自然死をミノキシジルが抑えることにより、後退期へ移行せずに成長期を延長させるのです。

成長期を延長させるということは、その間髪の毛が生えている、成長をしている期間となりますし、退行期に移行しないため抜け落ちません。ミノキシジルは発毛に効果があるとされていますが、すでにある髪の毛を留まらせるという作用もあると考えられています。

また、それだけではなく毛包を大きくさせる効果もあります。毛包は、毛根を包んでいる部位のひとつです。髪の毛の基地とも呼ばれるほどの重要な役割である毛包の中には、バルジと呼ばれる箇所があります。このバルジは髪の毛の細胞がある場所で、その細胞は毛母で成長していくのです。成長したものが髪の毛となり生えていくため、この毛包というものの存在はとても大切とされています。その毛包を大きくすることで、髪の成長にも貢献していくため、ミノキシジルの存在は髪にとって欠かせない存在をサポートしてくれる役割を担っているのではないでしょうか。

ミノキシジルの注意点とは?

薄毛や抜け毛で悩んでいる方は、ミノキシジルが対策によいものとすでに知っている方も多いことでしょう。ですが、発毛や育毛によい存在ではありますが、頭皮環境をよくしてくれるわけではありません。効果がある薬をいくら服用したとしても、それ以外の部分で努力しなければ効果をうまく発揮できない可能性が出てきます。

例えば、過剰に頭皮から皮脂が出ていたとしても、それを綺麗にしなければ毛穴に皮脂が詰まったままですし、頭皮を清潔に保たなければ頭皮環境は劣悪なままです。これらは、ミノキシジルでは改善されるとは言い難いため、自分で改善する必要があります。特に皮脂の過剰分泌は生活習慣に隣接しています。脂が多い食事を摂っていたり、スナック菓子ばかり食べていたりすると皮脂の分泌が多くなってしまいます。インスタント食品や外食、甘いものも同様です。これらは気をつけようと思えば気をつけることができるので、食事を見直したりするとよいでしょう。

皮脂が過剰に分泌されていると、臭いも気になってきます。頭皮を清潔にして、ミノキシジルの効果をしっかりと実感できるよう整えることは、自分自身のエチケットや身だしなみを振り返るきっかけにもなるはずです。

また、ミノキシジルには副作用も存在します。血圧を下げる薬として開発されているので、飲み始めると下がってしまい低血圧のような症状が出てしまう可能性も否定できません。リスクがある分効果もあるため、リスクなどは事前に医師からしっかりと説明を受け聞くようにしてください。

ミノキシジルの作用機序を発毛・育毛ケアに役立てることが大切

ここでは、ミノキシジルの作用機序について解説してきました。ミノキシジルは、発毛や育毛ケアを行っている人や、髪の毛に悩みがある人にとってなくてはならない存在です。どのような効果や作用があるのかをよく知って発毛、育毛ケアに役立ててください。

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