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ミノキシジル 2018/06/29

ミノキシジルで効果がで始める期間とは?効果と副作用についても検証


ミノキシジルとは、発毛に効果があると言われている成分の名前です。

「育毛剤」とは異なり、毛が生える=発毛の効果が認められている医薬品の成分で、ミノキシジルを用いた医薬品には直接頭皮に塗布するタイプと、タブレット型で飲むタイプになっているものなどがあります。
ここでは、ミノキシジルの効果やその効果の出る期間について詳しくご紹介します。

ミノキシジルのその効果とは

ミノキシジルはもともと高血圧治療に使われてきた薬の成分で、血管拡張剤として開発されたものでした。服用を続けると副作用で増毛効果があると分かり、そこから発毛成分として研究がはじまりました。

臨床実験などを行い、現在では正式に発毛剤として使用されています。

では、ミノキシジルはなぜ発毛に効果があるのでしょうか。
それは、血管拡張作用によるものと考えられています。頭皮の血行がよくなると、頭皮や髪に十分に栄養を送ることができるのです。

また、髪を生やしたり伸ばしたりする「毛乳頭細胞」が正しく働かないことでヘアサイクルが乱れ、抜け毛や薄毛を引き起こしてしまうことがあります。

ミノキシジルはその乱れたヘアサイクルに直接アプローチし、乱れたヘアサイクルを正常にしていくことで抜け毛の予防や、栄養に満ちた強く健康な毛を生やしていくことが期待できる成分です。

特に頭頂部の薄毛は、毛を生やすために必要な毛母細胞の栄養が不足していることが原因であることが多いため、頭頂部の薄毛に悩んでいる人はより効果を実感しやすいかもしれません。

塗布または服用しはじめてから一般的には半年ほどで発毛の効果を実感できるようです。服用の場合には血圧にも作用してしまう可能性もありますので、はじめて利用する場合には専門の病院で診察をうけ医師に相談してから始めるようにしてください。

ミノキシジルの効果が出る期間はどれくらい?

ミノキシジルが含まれる発毛剤は抜け毛の予防や発毛に対して効果が高いと人気ですが、即効性は感じられないため、1本だけ使ってやめてしまうという人も。

ミノキシジルは従来の細く弱い毛を押しのけて健康で強い毛を生やすことができるため一時的に「初期脱毛」が起こりますが、使用してから3か月ごろには抜け毛が減ります。
一般的には内服薬のほうが早く効果がみられるようですが、外用薬の使用でも4~6カ月程度で効果がみられることが多いようです。

ミノキシジルが5%配合されているリアップX5プラスでは、発毛効果の臨床実験結果を公表していますので紹介します。

以下の図は臨床実験でリアップX5プラスを1日2回使用した際の医師の判断と被験者の印象を表したもの。

医師から見て明確な毛髪成長がみられる、薄くなった部分が覆われているなどと判断した場合に「毛髪成長を感じた」。
見た目に毛髪の成長がみられない場合には「毛髪の成長を感じない」、悪化した場合には「悪くなった」と分類し、被験者が自身で非常によくなった、よくなった、少しよくなったと感じた場合には「毛髪成長を感じた」。

変わらなかった場合には「毛髪の成長を感じない」悪化した場合には「悪くなった」と分類しています。

それぞれ1か月後、3か月後、6か月後で比較してみると、使用して1か月後は医師、被験者ともに9割以上が毛髪に明確な成長がみられないと判断しました。

被験者のなかには悪くなったと判断している人もいますが、これは一時的に脱毛が起こる初期脱毛が原因だと言えるでしょう。初期脱毛がなくなる3か月後には医師の約6割が、被験者の約4割が毛髪に明確な成長がみられたと判断しており、6カ月後には医師の9割が、被験者の8割が効果を実感しています。

また、具体的にどの程度髪の毛が生えたかというデータもあります。

以下のグラフは同一部位で比較し、1平方センチメートルあたりに生えている髪の毛の本数の変化を表したものです。

使用後1か月では平均1.4本しか存在しなかった髪の毛が3か月後には平均23.7本、6か月後には平均21.8本と大幅に増えていることからミノキシジルには明確な発毛効果があると実証されました。

いわゆる髪がふさふさの人は1平方センチメートルあたり頭頂部で300本ほどあるため、比較するとまだ少なく感じますが、毛母細胞が死滅し毛穴がない状態の頭皮になってしまうとミノキシジルの効果は発揮できないため、早めの対処で薄毛の進行を遅らせることが可能です。

外用薬とタブレット、ミノキシジルの2つのタイプ

ミノキシジルにはスプレーで直接頭皮に塗布するタイプと、タブレット型で飲むタイプになっているものの2つのタイプがあります。

直接頭皮に塗布するタイプでミノキシジルが配合されているのは、2018年6月現在大正製薬から販売されている「リアップシリーズ」のみ。

こちらは「1日1ml、1日2回」髪の毛が乾いた状態で、朝と夜に頭皮に直接スプレーします。お風呂あがりなどの場合にはタオルで髪の毛の水分をとってから、ドライヤーで乾かしたあとに使用するのがベストです。頭皮にスプレーすると同時にマッサージも行うため、すっきりとした感覚を味わえたり、皮脂の多さやにおいなどの変化も知ることができたりします。

日本では市販されていませんが、内服するタブレットタイプはミノキシジルの含有量が2.5mg、5 mg、10mgの3種類。専門の病院で医師の指導のもと、自身に適したものが処方されますが、一般的には1日に摂取するミノキシジルの量は2.5~5mgがよいとされています。

飲むタイミングは1日1回か2回で、毎日継続して忘れないように飲むのが肝要です。飲み忘れたから、効果がなかなか見られないからといって一度に大量に飲むことは禁物。もともとは血管拡張剤であることを忘れないでください。

ミノキシジルと併用することで効果が期待できるプロペシア

ミノキシジルに興味がある人は「プロペシア」についても耳にしたことがあるかもしれません。

プロペシアとは、アメリカの大手製薬会社が販売している医薬品の名前。「フィナステリド」を主成分としており、これには脱毛の原因となる原因物質の発生を抑え、毛を抜けにくくすることが期待されます。

髪の毛のもとである毛母細胞を活性化させ、発毛サイクルを正しくする作用のあるミノキシジルと、脱毛を防ぐ作用のあるプロペシアを併用すればより効果が期待できるのでは?と考える人も多いことでしょう。

それぞれ体に作用する目的が異なり、日本の病院でも合わせて処方されることがあるため併用は可能です。しかし、それぞれ副作用が起こることもあるので併用は自己判断せずに、医師の判断のもと行ってください。

なおミノキシジルとプロペシアを併用する際はいくつか注意が必要なのでご紹介します。

まずはどちらも男性の脱毛症に効果を発揮するものであるため、女性は使用しないほうがよいでしょう。また、プロペシアの主成分であるフィナステリドは男性性機能の低下の副作用があるため男性不妊につながる可能性も指摘されています。

血圧や肝機能に問題を抱えている、他の薬を飲んでいるなどの人は服用できない場合もありますので必ず医師へ相談してください。

ミノキシジル配合薬の種類とその効果

ミノキシジルが配合されているものは、塗布するタイプの外用薬であればミノキシジルの含有量が1~5%のもの、服用するタイプのものでは2.5mg、5mg、10mgのものがあります。それぞれの商品のスペックや効果について比較してみましょう。
まずは外用薬で有名な商品を5つご紹介します。

※1日2回、2mL利用した場合
※すべて2018年6月現在のサイトでの表示価格

大正製薬「リアップ」「リアップX5プラス」

日本で唯一ミノキシジルが配合されている市販の発毛剤は、大正製薬から出ているリアップシリーズのみです。

「リアップ」にはミノキシジルが1%、「リアップX5プラス」には5%配合されています。

紹介した商品のなかでも、1日あたりのコストが一番高いリアップX5プラス。しかしながら、臨床実験を行った結果、発毛に効果があるというデータを公表しています。
リアップX5プラスを使用して16週間後には約7割の被験者が非常によくなった、よくなった、少しよくなったと感じており、医師の8割が明確な毛髪成長がみられると判断。また、薄毛部分の1平方センチメートルあたりの総毛髪数では使用後4週間で1.4本だったものが、16週間後には23.3本に増えたというデータが出ています。
また、リアップX5プラスには過剰な皮脂の予防やかゆみなどを抑え、頭皮環境も同時に整えていく有効成分が含まれているのが特徴です。

マクニール社「ロゲイン」

ジョンソン・エンド・ジョンソンの傘下にあるマクニール社が販売している商品です。もともとはアメリカの大手製薬会社であるファイザー社が、世界ではじめてミノキシジルが配合された育毛剤としてロゲインを開発しました。

そのため臨床実験の歴史も古く、20年以上も研究が続けられているので安心です。1日あたりのコストもリアップの約半分ですが、日本国内で認可されている製品ではないため薬局やAmazon、楽天などでは販売されておらず、個人輸入代行を通して購入することが可能です。

サファイアヘルスケア社「フォリックスFR16」

アメリカにあるサファイアヘルスケア社が開発・販売をおこなっておいるフォリックスFR16。ミノキシジルの配合量が2%(女性専用)、5%、7%、12%、15%、16%と種類があり、紹介した商品のなかでも一番ミノキシジルが高濃度なのがフォリックスFR16です。

また、ミノキシジルと併用してさらに薄毛改善に有効な成分として紹介した「フィナステリド」が配合されている唯一の商品。新しい商品でありながらも、アメリカ連邦政府機関が商品の安全性や効果を管理する食品医薬品局(FDA)の基準をクリアするなど信頼がおけます。こちらも海外製品で、個人輸入代行のオオサカ堂などで購入が可能です。

カークランドシグネチャー「カークランド」

コストコのプライベートブランドであるカークランドシグネチャーから販売されているカークランドはロゲインのジェネリック医薬品。臨床実験は個別に行われていませんが、有効成分はロゲインと同じなので効果についてはほとんど変わらないと言えるでしょう。

また、2か月分で3,000円台と安価なところが特徴で1日あたり55円と紹介した商品のなかで一番安い商品です。しかし日本のコストコでは販売されておらず、個人輸入代行を使用することになります。

次に内服薬のミノキシジルタブレットを、有名なメーカーごとに6つご紹介します。

ミノキシジル_効果_コスト比較

※1日1錠服用した場合
※すべて2018年6月現在のサイトでの表示価格

米国Mutual Pharmaceutical社のミノキシジルタブレット

Mutual Pharmaceutical LLOYD社はアメリカにあり、ミノキシジルの含有量が2.5mgと10mgの2種類があり、ロゲインのジェネリック医薬品です。

他社はタイ・フィリピン製なのに対してミノキシジルの効果が発見されたアメリカの商品であることから多少値が張りますが信頼性は高いといえるでしょう。こちらもオオサカ堂で購入が可能です。

LLOYD LABORATORIES, INC.のミノキシジルタブレット

LLOYD LABORATORIES, INC.はフィリピンにある製薬会社です。世界6か国に工場を持ち、FDAやWHOの検査機関のチェックをクリアしています。
ミノキシジルタブレットは2.5mgと5mg、10mgの3種類を販売しており、こちらもオオサカ堂で購入可能です。

T.O.Med Co.Ltd.のミノキシジルタブレット

T.O.Med Co.Ltdはタイの会社で、ミノキシジルタブレットはボトルタイプとシートタイプがあります。他社のミノキシジルタブレットはすべてボトルタイプであるため、湿気や外気に触れさせたくないと考える人にはこちらのシートタイプがおすすめです。

また、3社のなかで一番金額が安いこともあり日本でも知名度が高いようです。こちらはドクター9というサイトで購入できます。

まとめ

ミノキシジルの発毛効果について詳しく紹介しました。髪の毛の元である毛母細胞に直接アプローチすることで抜け毛を抑え、血流をよくすることで栄養がいきわたるため元気な新しい毛が生えてくる仕組みは臨床実験で証明されているためミノキシジルの効果は信頼できるものであることがわかりました。

ミノキシジルが配合されている商品は外用薬と内服薬があり、頭皮に直接塗布するタイプの外用薬は日本製があるため、薬剤師が常駐している薬局へ行けばすぐに購入できますが少し高価です。

一方、内服薬は日本での販売が認可されていないため、専門の病院で診察をうけて処方してもらうか、海外製の商品を個人輸入代行サイトで購入するかどちらかでないと手に入りません。

頭皮にトラブルを抱えているなら皮膚に刺激のない内服薬を、体毛が濃くなるなどの副作用が気になるなら外用薬を使うなど自分にあったものをチョイスするとよいでしょう。

また、初心者で副作用が心配なかたは医師や薬剤師に相談のもと使用をはじめてみてくださいね。

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