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ミノキシジル, 育毛・発毛コラム 2018/07/20
更新日:2019/03/08

ミノキシジルタブレットを飲むタイミングはいつがいい?


内服して体の中から発毛を促すというミノキシジルタブレット。ミノキシジルの外用薬については、日本初の販売元であるリアップの大正製薬の他、ミノキシジル配合外用薬の各メーカーから、正しい使用法についての情報を得ることができますが、タブレットに関しては国内未認可のため公式の情報はありません。そこであらためて確認しておきたいミノキシジルタブレットの飲み方や、飲む際のベストなタイミングについての情報を紹介します。

ミノキシジルタブレットは飲む間隔が大切

ミノキシジルタブレットは日本ではまだ認可されていない薬のため、飲み方や適切な使用量などがわかりづらいというのが現状での問題点です。なんとなく付属の説明書を自分なりに解釈したり、人から聞いた話を参考にしたりして、自分流の飲み方をしている人も多いのではないでしょうか。

しかしこれには無視できない危険性が出てしまいます。ミノキシジルには副作用の報告が数多くあり、飲み方を間違えると想像していなかった症状が体に起きてしまうこともあるからです。実際にひどいむくみや耐えられないほどの眠気、多毛症などの副作用を経験した人はたくさん出ています。

こうした副作用を防ぎ、ミノキシジルの効果を得るために、1回に飲む用量や回数、飲むタイミングなどには細心の注意を払うようにしましょう。

一般的にミノキシジルタブレットには、飲むのに効果的な時間帯などはないとされています。ただし効果を上げるには薬の血中濃度を一定に保つことなので、毎日同じくらいの時間に飲むことが大切です。24時間に1回、もしくは12時間ごとに2回というのが良いでしょう。

運動前の時間の服用について

ミノキシジルは海外で血圧を下げる薬として使用されています。その副作用として多毛が発現することから、脱毛症の治療に使用されていた時期もありました。しかし、現在脱毛症の治療薬として認可している国はありません。
ミノキシジルは、血管を拡張することで血圧を下げる働きがある一方、副作用として脈が速くなったり、息が苦しくなったりすることがあります。ミノキシジルは血管の拡張効果があるため、服用後、すぐに運動をするとめまいや激しい動機を起こす可能性があるので避けることをおすすめします。
ミノキシジルは、服用後約1時間で血中濃度が最高に達し、その後速やかに代謝され、約4.2時間後には血中濃度が半分になり、その後尿中に排泄されます。ミノキシジルはほとんどの場合、1日1回服用する薬ですので、自分のライフスタイルや活動時間を考えて服用するタイミングを決めると良いでしょう。

風邪など体調が悪いときの服用について

普段、健康な方でミノキシジルを服用している方は、風邪など体調が悪くても、基本的にはミノキシジルを服用しても差し支えないと考えられます。しかし、市販の風邪薬には、ミノキシジルと併用してはいけない薬が配合されている場合があるので注意が必要です。
例えば、血管を収縮させて充血を取り、鼻づまりをやわらげる作用のある薬などです。その他、思いもかけない副作用が現れることもありますので、他の薬やサプリメントなどを服用する場合には、医師・薬剤師にミノキシジルを服用していることを話して、服用可能かどうか相談してください。

空腹時の服用について

ミノキシジルは、ほぼ90%が消化管から吸収されますが、降圧薬としてのミノキシジルの海外の添付文書に、食事との関係の記載はありません。そのため、特に空腹時や食後などに関わらず服用しても差し支えないと考えられます。ただし、飲み忘れないためや、胃への負担を考えると、自分のライフスタイルの中で、食後などに決めておくと良いでしょう。

まずは1.25mgなど低用量のものから始めてみる

ミノキシジルタブレットは含量が5mgと10mgのものが日本では多く売れています。初めて飲む人はいきなり含量の大きなものではなく、少ないものから試してみるのがベストです。ミノキシジルに対して自分の体がどんな反応をするか、副作用が出ないかなどを確認する意味でも、まずは2.5mgから始めてみてはいかがでしょう。

医師によっては1日0.5~1mgでも、十分な効果が認められると言う方もいます。さらに女性の場合は男性よりも副作用が出やすいため、0.25mgでも良いと言われています。ですから最初は1日2.5mgで様子を見て、副作用もなく体にも合いそうなら、5mg、10mgと段階を追ってゆっくり増やしていくのが安全です。

飲む回数ですが、1日1~2回で、これも自分のライフサイクルにあわせて決めると良いと思います。2回飲む場合は、2.5mgを半分に割って、1回1.25mgから開始します。2回に分けて飲むのは、副作用を強く出さないためでもあります。

血中濃度を保つ飲み方がカギ

一般的に、内服薬は体内に入ると吸収されて血液に乗って全身を巡り効果を発揮しますが、その後時間の経過とともに代謝されて血中の濃度は下がり、最後は尿や便として体外に排出されます。ですから血液中の濃度をある程度一定に保つことで期待する効果が得られるため、時間を守って飲むことが大切です。

これは副作用に関しても同じで、飲んだ量によって血中濃度が異なるため、それだけ副作用の発現する割合も異なる可能性があるということになります。そのため副作用の出方が気になる人は、1日の使用量を2回に分けて服用すると、1回ごとの血中濃度が低く抑えられるため、副作用も少なくなるかもしれません。        

ただしミノキシジルはアルコールと一緒に飲むことや、夜寝る前に飲むことはよくありません。相乗作用で血圧が下がりすぎてしまうことがあるからです。また空腹時に飲むのは、胃や肝臓に負担がかかるので、食後に飲むというのが鉄則です。

こうしたことを考えて、自分なりの飲むタイミングを決めると良いでしょう。仕事の後にアルコールを飲む習慣がある人や、早い時間に寝ることが多い人などは、朝1回の服用が良いかもしれません。

併用してはいけない薬、飲むべき薬

ミノキシジルには血圧を下げる働きがあるので、同じように降圧作用を持つ薬と一緒に飲むのは避けなければいけない場合があります。高血圧で治療中の方や、新たに病院で薬を処方してもらう際には、ミノキシジルを服用していることを医師に話し、飲み合わせを確認するようにしてください。
また、市販の風邪薬で、鼻づまりをやわらげる薬の中に併用してはいけない成分が配合されていることがあります。市販薬を買うときにも、薬剤師に相談しましょう。

海外でミノキシジルを高血圧の患者さんに処方する場合には、副作用をやわらげる対策として、2種類の薬を併用することになっていますので、以下にご紹介します。

・利尿剤

ミノキシジルでむくみが出るのは、体内に水分や塩分が滞留しやすくなるためです。むくみだけでなく、心臓にも症状が出ることがあるので、利尿剤で水分量を調整します。

・交感神経β受容体遮断薬(βブロッカー)

ミノキシジルには狭心症や不整脈、頻脈といった副作用があります。これを緩和するために飲む薬です。

飲み方は自分でしっかり考えること

ミノキシジルタブレットは日本では認可されていない薬ですから、飲み方や飲む容量、タイミングなどもすべて自己責任で決めなければなりません。自分の体質や普段飲んでいる薬、ライフスタイルなどに応じて、よく考えて服用するようにしましょう。

特に薬の飲み合わせや、自分の血圧の状態などは、必要であれば医療機関を受診して、しっかりと把握しておくことで、副作用が現れるリスクを減らすことができます。

ミノキシジルは水と飲むのがいいの?

ミノキシジルに限らず、薬を服用するときには水で服用するようにしてください。特に、ミノキシジルはアルコールに溶けやすいため、アルコールと一緒に服用すると吸収がよくなる可能性があります。そのため、血圧が下がりすぎたり、副作用が出やすくなったりする可能性があるため、ミノキシジルをお酒で飲まないようにしましょう。

ミノキシジルの外用薬と併用しても大丈夫?

ミノキシジル外用薬の最初の販売会社である大正製薬の報告によると、ミノキシジルの外用薬を頭皮に塗布したときの皮膚からの吸収率は約1%と低く、平均血中濃度も血圧などに影響を与える濃度よりはるかに低いと報告されています。
しかし、ミノキシジル外用薬をより安全に使用するためには、高血圧・低血圧で現在治療中の方や、狭心症等心臓に障害のある方、腎臓に障害のある方は、医師・薬剤師に相談することとなっています。ミノキシジルの外用薬と内服薬を併用すると、少なからず血中濃度が高くなる可能性があり、思いもかけぬ副作用の発現の可能性も高まりますので、AGAクリニックなどで指導を受けながら使用することをおすすめします。

髪がどのぐらい減った時点でミノキシジルを飲み始めたらいい?

ミノキシジルを飲み始める時期というのは、定まったものはありませんが、壮年性脱毛症は進行性で、治療をしなければ脱毛の領域は広がっていきます。そのため、壮年性脱毛症と診断された場合には、早い段階から治療を開始することをおすすめします。早い段階であればミノキシジルを少ない用量で効果があらわれる可能性もあり、副作用の発現も抑えられるかもしれません。しかしながら、壮年性脱毛症の治療は、途中で中止するとすぐに元に戻ってしまうため、早く始めればその分コストもかさむことになります。

また、ミノキシジルの内服療法は、2018年に出された日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」では「行わないことを強く提言」されており、服用についてはすべて自己責任ということになります。こうした見解やご自分の脱毛状態、金銭的な問題などを考慮して、いつどのような治療を開始すべきか、よく考えてから始めましょう。

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