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ミノキシジル 2019/02/14

ミノキシジルの使用で腎臓にどのような影響があるのか?


薄毛に何か効果のあるものはないだろうか…と探していると「ミノキシジル」という成分を耳にする機会も多くあるかと思います。
発毛・育毛を期待して使用するミノキシジルですが、使用上注意が必要な点もあります。
ここではミノキシジルと、私たちの体調を整える機能をもつ臓器「腎臓」への影響について解説します。

ミノキシジルが腎臓に与える影響・危険性

ミノキシジルがどのように腎臓に影響をあたえるのかを説明していきましょう。

ミノキシジルの効果のひとつに、血行を促進する作用があることから、副作用として心臓への負担があることが知られています。
また、ミノキシジルが膵臓に働くと、血中の血糖値を調整するホルモンであるインスリンの分泌を低下させる働きもあります。
このため、体内の血糖値が上がり、血液から余分な糖などをろ過する役割を持つ腎臓への負担が大きくなるため、腎臓に悪影響を及ぼす可能性があることが指摘されています。

さてみなさんは、ミノキシジルには「塗り薬」と「飲み薬」があるのを知っていますか?
塗り薬と飲み薬では体への影響の強さに少し差があります。
発毛・育毛剤で使用されるミノキシジルは、塗り薬のタイプに含まれます。
皮膚から体内へ入り、血管を通じて各組織へ影響を与えていくのですが、飲み薬と比べると、その成分のほとんどは塗布した範囲にとどまり、血流を通じて腎臓へ届く量は極めて少量になります。
一方、飲み薬としてのミノキシジルは小腸から吸収され全身を巡るため、影響も大きく、効果を期待するには数年にわたって投与する必要があると言われているため、腎臓への負担も大きくなることが予想されます。

腎臓の働き

ミノキシジルと腎臓との関係を考えていく上で、はじめに「腎臓の働き」について考えていきましょう。
腎臓はソラマメのような形をした臓器で、腰のあたりに、背骨を挟んで、左右対称に2個あります。
腎臓は、私たちの体内の環境を一定に保てるよう、さまざまな調節を担う大切な臓器です。
普段、どんな働きをしているのでしょうか?

老廃物を体から排出する

血液をろ過して、老廃物や余分な塩分や糖分を尿として体外へ排出していきます。
また、体に必要なものは再吸収します。

血圧を調整する

塩分と水分の排出量をコントロールし、血圧を調節します。
血圧と聞くと心臓が調節しているようなイメージがあるかもしれませんが、実は腎臓が一役を担っているのです。

体液量・イオンバランスを調節する

ナトリウムやカリウムといったイオンバランスを調節し、体液量の調整をおこなっています。
この調節がうまくいかないと体がむくんだりする原因になります。

ビタミンDを活性化し、血液をつくる

腎臓から出るホルモンの刺激を受けて、骨髄の中にある細胞が血液をつくります。貧血も腎臓と関係があります。
それでは、なぜミノキシジルを使用すると腎臓に影響を与えるのでしょうか?
それについては、おもに2つの要因が考えられます。

ひとつは、そもそも私たちの体は、外から薬物が入ってくると、薬物は役割を果たしつつ血中を流れ、肝臓で分解され、老廃物を排出する役割を担う腎臓に負担がかかります。
これは、他の薬物と同じように、ミノキシジルでも起こります。

もうひとつ、ミノキシジル特有のものとして、血中の血糖値を調節するホルモン「インスリン」の分泌を低下させる働きがあります。
私たちの体はインスリンが低下すると血糖値が上がります。
すると、腎臓はバランスを保つため、血糖値を下げる活動を開始するので、腎臓への負担が増えていくのです。

ミノキシジルの副作用

ここでは具体的にどのような症状として、私たちの体には変化が表れるのかご紹介します。

    塗り薬の副作用の一例

  • かゆみ
  • 紅斑(赤い発疹)
  • 落屑(フケが出る)
  • 毛包炎(毛穴の奥の炎症)
  • 接触皮膚炎
  • 顔面の多毛
    飲み薬の副作用の一例

  • 血圧の低下
  • 心拍数の増加
  • むくみ
  • めまい、頭痛、息切れ、動悸
  • 吐き気、嘔吐
  • 催奇形性(さいきけいせい)奇形が生じる
  • 白血球減少症、血小板減少症
  • 心筋障害、心タンポナーゼ

ミノキシジルの効果

発毛・育毛成分のミノキシジルは、もともとは血管を拡張し、血圧を下げるという作用のある高血圧の薬に使われる成分でした。
ミノキシジルの成分が入った薬の副作用として、全身の多毛症を引き起こすことがあり、頭皮に対する外用薬としての研究がはじまったと言われています。
改めて、ミノキシジルの効果とはどういったものなのでしょうか?

1つ目は、血行促進効果です。
血圧を下げる作用と前に述べたように、ミノキシジルには血管を拡張させて、血液の流れをよくする働きがあります。
血液の流れがよくなると、血中の栄養が頭皮や毛根に届きやすくなり、その結果、抜け毛や薄毛の進行を止め、毛髪の健康を維持することにつながります。

2つ目は、毛母細胞の働きを活性化させる作用です。
毛髪には発毛サイクルがあり、このサイクルが極端に短くなってしまうと髪は十分に成長することができず、抜け毛や薄毛につながりやすくなります。
ミノキシジルは、細胞分裂を活発化させ、「休止期」にある毛髪を「成長期」に移行させることで、毛髪を太く成長させる働きが期待できます。

ミノキシジルの効果の出る期間は?サイクルと仕組みを交えて解説!

ミノキシジル商品使用前の注意点

ミノキシジルを含む商品を使用する際には、いくつかの注意点が必要です。
ミノキシジルには血管を拡張する作用や腎臓に負担をかけることが指摘されているように、高血圧や低血圧の方など血圧に問題のある方や血圧に関する薬を飲まれている方は悪影響が出る可能性がありますので、医師に相談するようにしましょう。
また、心臓や腎臓に障害がある方も同様に医師への相談をおすすめします。
他にも、妊娠中の方や基礎疾患をお持ちの方、体調がすぐれない方も、使用を控えるか医師へ相談して使用するようにしましょう。

更に、ミノキシジルを含む商品を使用する時には、他の薬品との併用にもご注意ください。
ミノキシジルとプロペシアのように併用することで効果が期待されるものと、副作用が増加するなど悪影響を及ぼす場合があります。
基本的には、他の外用薬を使わなければならない場合は、ミノキシジルの使用は中止し、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

ミノキシジルは発毛効果に期待できるが、合わないと感じたら使用を控えよう

上手に付き合うことで、抜け毛や薄毛の進行を抑え、発毛・育毛効果が期待される「ミノキシジル」。
これまで、その効果とともに腎臓をはじめとした臓器への悪影響に触れてきました。
腎機能に不安を抱えている方やすでに血圧の薬を飲んでいる方については、使用前には医師に相談するようにしましょう。
また、使用後、副作用や違和感を覚えた場合には使用をやめ、医師に相談することが大切です。
ミノキシジルの使用方法を正しく理解し、安全に発毛サイクルを維持していきましょう。

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